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工作の日

今日はちょっと気になる機材があったのでそれを使って電子工作。

気になる機材ってのは FX-AUDIO- 製の「Petit Susie」と「Petit Tank」っていうDC電源のノイズ対策用基板で、これ自体はむき出しの基板なので、いつでも使いやすいようにケースに入れて電源用ノイズ低減ボックスを作ってみようの巻。

完成したDC電源ノイズ対策ボックスとエフェクター接続例

材料はこちら。「Petit Susie」と「Petit Tank」、あと写真には写ってないけどむき出しのままじゃ使いにくいのでこの2つを収める箱(タカチの「SS-125W」)、DCジャック、DCプラグ、その他配線材。

FX-AUDIO- 製「Petit Susie」「Petit Tank」

まずは「Petit Susie」と「Petit Tank」の皮をむきます。

「Petit Susie」と「Petit Tank」の皮をむいた状態

次に「Petit Susie」も「Petit Tank」も元から付いてるDCケーブルを外しちゃいます(この時点で保証対象外になるのでご注意)。

「Petit Susie」と「Petit Tank」のケーブルを外した状態

元々はこのケーブルをなんとか活かそうかなと思ってたんだけど、仮でケースに収めようとしてみたら普通にケーブルが太すぎて邪魔だったので。ケーブル外すとスッキリ。

接続順としては「電源(ACアダプタなど)」→「Petit Susie」→「Petit Tank」→「エフェクター」になるので、「Petit Susie」のDC入力側にはDCプラグを介してケース側にマウントするDCジャック(Switchcraft 721A)を、「Petit Tank」の出力側には直接ケースにマウントするDCジャックを接続。

「Petit Susie」と「Petit Tank」に必要な配線をハンダ付け

で、こんとき「Petit Susie」の入力はセンタープラス(元々そうなってる)で配線するけど、「Petit Tank」の出力はエフェクターで使いやすいようにセンターマイナスで配線しとく。

仮でケースに収めてみる。なんかケース内の出っ張りが邪魔なので削ってしまいましょう。あとはDCジャックを取り付ける穴(8mm)をケース側面に加工。こういうときプラスチックケースは加工が楽で良い。エフェクター用の金属ケースは穴開け辛い。

仮でケースに入れた状態

「Petit Susie」と「Petit Tank」の基板をケース内に固定するための足をネジ止め。ケース側は両面テープ接着なので楽です。ついでにオヤイデ電気さんの「NRF-005T」を基板裏側に貼ってさらなるノイズ対策。本当は基板全体に貼った方がいいんだろうけど貧乏性なのでケチった......

「Petit Susie」と「Petit Tank」に固定用の足を装着

DCジャックをケースに取り付けて、基板を固定するとこんな感じ。

DCジャックをケースにマウントし、基板固定済みの状態

最後に「Petit Susie」→「Petit Tank」間をターミナル接続で。オヤイデ電気さんでセット購入すると高品質の配線材を付けてくれるのでこいつをありがたく利用。ケースサイズの関係でちょっと配線は長くなっちゃってるけど。

両基板のターミナルを配線

入力がセンタープラス、出力がセンターマイナスっていうイレギュラー仕様なのと箱をしめちゃうと中が見えなくなるのでどっちのDCジャックが入力 / 出力かわかるようにラベルとか作る。接続間違えるとぶっ飛んで終わるので。

ラベルを作ってケースに貼る

ということで完成です。出力側に同じくオヤイデ電気さんのDCパワーケーブル「DC-3398 LL」を繋いで準備完了。ACアダプタがまだ手元に届いてないので届いたらテストしてみる。

完成したDC電源ノイズ対策ボックス

ケースに入れたので使いやすいとは思うけど、なんつーか俺はそこまでノイズを気にするほどシビアな状況でギターを弾かないので単なる自己満足...... というか工作したかっただけ。